チームを作る前に

日本中にいろいろなタイプの草野球チームがあります。

チームのメンバーの構成から考えると、例えば会社の同僚で作ったチームだったり、大学のサークルのチームだったり、飲み屋の常連さん達の集まりのチームだったり、最近増えてきているのは野球好きな人たちがネットを通じてチームを作ったりというのも有ります。

また、チームの目的から見ると、仲間で集まって野球を楽しむことに重点を置くチームも有れば、いろいろな大会で勝ち上がって上位入賞を狙うチーム、野球で汗を流した後のビールをおいしく飲むのが好きというチームなんてのも有ります。

もし、あなたが草野球チームを作る場合はただ仲間を集めて野球をしようというだけでなくチームを作る前にどういう活動内容にするのか、どのくらいのレベルの野球をしたいのか、どういうメンバーでするのかチームの方針をきちんと決めておいた方が良いでしょう。

でないとせっかくチームを作ってもメンバー同士の方向性が違って人が集まらなくなったりして長続きしないことになるでしょうから・・・

草野球を長くやっているとたくさんのチームの方々と試合をしたり合同練習をしたり交流を持つことになります。その中で多くのチームは3~4年くらいで自然消滅してしまったり、メンバーがほとんど入れ替わっていたりとチームの運営の難しさを痛感します。私自身も学生時代からいくつものチームに参加しチームの消滅や分裂といったものを何度も経験してきました。

それとは別に同じメンバー(とはいっても人の入れ替わりはけっこうありますが)で長く続いているチームというのは会社組織のチーム等を除くと、しっかりと方針を決めてチームをまとめる監督とかGMとかがいて彼らをサポートする役割のメンバーが数人いるチームが多いです。

もし、あなたがチームを立ち上げる発起人で有るなら監督とかGMとかいうのは草野球チームにとって実質的には大いなる雑用係であることを認識し様々なチーム運営を引き受ける覚悟が必要でしょう。逆にチームのメンバーで有るなら監督やGMの負担を少しでも軽減する役を引き受けてあげましょう。

そういう野球をプレイすること以外の役割分担やメンバー同士の思いやりというのが草野球チームを長続きさせ、また草野球自体を楽しいものにする大切な要素だと私は思います。

チームを作ろう!
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