前にバッティングにはボールの軌道を予測することが大切だということを書きました。
紹介したバッティングロボットでもそうですがバッティングポイントでのボールの位置予測と共にもう一つ重要なことが・・・
そう、予測した場所に正確にバットを(特に芯)動かすことです。
飛んでるボールの位置がいくらわかっても肝心のバットがそこにいかないとボールとバットは接触しませんから(笑)
実は草野球で三振の山を築いてしまう打者の多くはバットを正確に振れていない場合も多いのです。
いえ、三振の山は作らなくても草野球の打者の多くはやはり自分が思っているほどバットをキチンと振れていないでしょう。
もう、ずっと昔になりますが私のチームでティーアップ用のティーを買って各選手に打たせたことが有ります。
そんなに打撃の悪いチームでも無かったのですがティー打撃(もちろんフルスイングで振る)がまともに出来たのは12人いた参加者のうちで3人だけでそのうち2人は小・中・高・大と野球をやってきた経験者でした。
つまり、子供の頃から素振りや打撃練習でバットを振り込んで自然にバットコントロールができるようになっていた者を除き草野球から参加や小学校や中学校で多少軟式野球をやってました程度の連中はほぼ全滅です(笑)
ティーアップしての打撃練習をやったことのない者はほとんどボールと一緒にアップしてるティーのゴムの部分にバットが当たったりボールの上っ面を叩いたりするんですよね。
ちなみに俺はちゃんと打ててるよとか言う人も確かにボールは飛んでいくんですがバッティングティーが前に動いてしまいます。
はい、プロや上手い人がボールを飛ばす時はティーの土台はは全くというほど動きません(笑)
まぁ、止まってるボールと動いてるボールを打つのが同じというわけではないのですが意外と草野球レベルでは狙ったところにバットを振れていないということです。
ただ明らかに言えるのは草野球でそこそこ打つなぁという人は、スイングの形は無茶苦茶でティーの土台は動いてもボールを前に飛ばす程度のバットコントロールは何故か有りますねぇ。
そのくらいの精度で草野球では大丈夫と言えば大丈夫ということ??
なんにせよバッティングにおいてバットコントロールは正確であることに越したことは有りません。
しかし、これは練習して身に付けていかないと向上するのが難しい部分でもあります。
先程述べたティー打撃やボールをイメージして素振り、バッティングセンターで打ち込み・・・
少しでもバットを振るのがバットコントロール向上の近道でしょう!