軟式グラブって

今回は草野球で使用するグラブについて考えてみましょう。

日本で売られている野球用グラブはスポーツ用品店に行ってみるとお分かりになると思いますが、硬式用と軟式用と大別して販売されています。

まぁ我々は軟式草野球で使用するので当然のように軟式用を購入するのですが、高校野球あがりの若者なんかが使い込んだ硬式用のグラブを使ってる場合もよく有ります。

実は金属バットと違ってグラブには規則的には硬式用、軟式用の区別はありません。なので軟式用グラブを硬式の試合で使用してもルール上の問題は無いのですが、軟式用は硬式用に比べて普通は柔らかい革でできていて耐久性に劣るので硬式球を使用する練習や試合で酷使すると当然寿命が短くなります。

また、よく軟式で硬式用グラブを使うと革が硬くて弾いてエラーすると言いますが、軟式用でも弾く人は弾くし硬式用でも上手い人が使っていれば弾いてエラーをしたりしてませんね(笑)。

つまり、グラブの軟式用、硬式用というのはメーカーがグラブの耐久性を考えて「硬式で使用するならこのくらいの値段のをを買ってね」とか「軟式だったらこのくらいの安いのでも良いよ(笑)」とか目安を教えてくれているだけです。

まぁ、新品を買ってこれから草野球だけで使うのであれば軟式用の方が革が柔らかい分早く使いやすくなるし、手入れをして使えば下手をすれば草野球引退まで使えます。私は20年以上前に買ったM社の軟式用グラブを外野守備の時はまだ現役で使用してますから・・・

最近はネットで海外の商品なんかも簡単に取り寄せられる時代ですが、例えば海外オークションサイトのebayなんか見てみると硬式野球しかないアメリカ製のグラブが新品で30$~くらいから買えてしまいます。
まぁ、60$くらいまでで買えるのが日本で言う軟式用の品質という感じでそれより上は段階的に質が上がってきて特別高いのでも500$くらいですかね。

アメリカで売っているのはデザインも日本製よりも派手でカッコ良いし値段も安いのが多いのですが残念ながらそのほとんどが連盟の試合では使えないのです。
それは日本の公認野球規則に 「ミットまたはグラブに表示する商標は、布片または刺繍によるものとし、これを表示する個所は背帯あるいは背帯に近い部分、または親指のつけ根の部分のうちのいずれか一個所に限定し、その大きさは縦4cm以下、横7cm以下でなければならない。」というのが有るため(><)

あちらのグラブは商標マークが2つ以上ついているものがほとんどなので・・・しかし草野球で練習試合で使うのには何の問題も有りませんから私はいくつも個人輸入で買ってしまっています。
その中で使いやすくてお気に入りのグラブは商標や刺繍を取っ払って連盟の公式戦でも使用しています。

お気に入りのカッコ良いグラブや派手なスパイクでプレーする、なんていうのも草野球の楽しみ方の一つですからね。

用具
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