大会に出よう

チームを作ってネット掲示板等を利用して対戦相手を見つけて試合をしているのも楽しいのですが、しばらく草野球をやって試合に慣れてくるときっとあなたのチームの中にもいろいろな大会に出てみたいというメンバーも出てくると思いますので草野球チームが参加できる大会をいくつか紹介します。

■軟式野球連盟主催の地区大会
(財)全日本軟式野球連盟の各地域支部が主催する大会です。
それぞれの市区町村単位の自治体に管轄している支部があって(○○市野球連盟とか××区野球連盟)それぞれ独立して参加チームを毎年募って年2~3回のトーナメント戦(地域によってはブロックごとにリーグ戦の後、トーナメント戦の場合もある)を行い順位を決定します。
参加チームは前年度実績等によりクラス分け(1部~4部とかA~Dとか)されており成績上位のチームは上のクラスに昇格し下位のチームは降格します。最上位クラスで優勝すると各都道府県の大会に進出しそれも勝ち進み優勝すると国体や天皇賜杯や高松宮賜杯といった全国大会への出場が可能となる(ここまで来ると草野球というレベルではありません)。
問い合わせは各市役所や区役所等のスポーツ関係の部署に聞くと連盟支部の連絡先や参加方法を教えてくれます。大体毎年1月終わりから2月くらいに各支部ごとに総会があって登録の受付等をします。参加チームの構成をその地区の在住または在勤者としているため地域密着型の草野球チームなら参加できますがネットでメンバーが広範囲で集まったチームの場合は参加が難しいです。参加費用は支部やクラスによって違いますが年間3~5万円くらいになります。

サンスポ野球大会
1978年からの伝統の有る大会です。東日本と西日本のブロックに別れてトーナメントを行い優勝チーム同士が東西決戦で日本一を決定します。開催時期は3~9月で日曜・祝日に試合が行われます。試合場所は東日本がサンケイスポーツセンター、西日本が淀川河川公園と場所が確保されているのがありがたい大会ですがその周囲のチームでないと参加しづらいのは欠点。

マルハンドリームカップ
歴史は浅いですが大規模な大会で全国50の都道府県予選で勝ち上がったチームで8地区の地区決勝大会を行い勝ち抜いた8チームで全国決勝を行います。強豪チームから新鋭チームまで参加チームの幅が広いのと全国全ての地域から参加できる点は良いですね。全国トーナメントの決勝戦は東京ドームで優勝チームはプロOBチームとのドリームマッチができたりします。

GNB全国草野球大会
全国最大級の草野球大会。メジャークラス・マイナークラスの2クラス、関東・中部・関西・九州の4ブロックに分けて春季・秋季の年2回開かれます。

上記の大会の他にも草野球界にはたくさんのトーナメント大会がありますし、数チームから数十チーム集まってリーグ戦を行っている私設リーグの大会もあります。
これらの大会に参加して上位を目指すことはチームのモチベーションを上げるのに役立つと思います。